ひとみの内緒話

presented by ひとみ & イネ

淫 妻・麻 紗 美 -2402 2018-01-13 (sat)

投稿:逢川信吾さま

※※ 第2話 誘   惑 ※※
※※ 第4章 (2) ※※

「ないっていうの? でも、信じられない。わたくしはただあなたを本当の性の世界に導いただけで、飽きれば簡単に捨てられてしまう。そんな気がして。だったら、もう会わないほうがあなたにも、そしてわたくしのためにもいいのではないかと」
「そんなこと、ありませんわ」

 麻紗美は語気荒く反論した。
「先生は、もう私にとって特別な人なのです。飽きるとか捨てるとか、そんなこと考えられません」

 電話の向こうで、小百合が小さく吐息を吐いた。
「その言葉を信じられないのよ」
「そんな…わかって、先生…」

 訴える麻紗美の声が震えていた。
「私、先生のことを… あ、愛しています…」

 長い間、ずっと胸にしまっておいた言葉を、思わず口走っていた。
 言ってはならない禁断の言葉。しかし、後悔はなかった。
 こんなことで小百合を失うわけにはいかない。

「お願い、信じて。私、本気なのよ。あなたなしではもう何もできないくらいなの」
 小百合は、麻紗美のその真摯な訴えを無言で聞いていた。
 そして、告げた。

「その言葉を、試させてもらえるかしら? わたくしの言うとおりにしてくれる?」
「も、もちろんよ。どうすればいいの?」

「今からすぐ、お宅へ行きます。五分もかからないと思うわ。だから玄関で出迎えてもらえるかしら?」
「ええ、よろこんで」

「ただし、服をすべて脱いで、素っ裸になっていて頂戴」
「え…」

 麻紗美は思わず言葉をのんだ。
 そして、小百合の言葉を理解すると慌てた声を立てる。

「ちょ、ちょっと待って、先生…」
 しかし、小百合はそれ以上麻紗美に喋らせなかった。

「それじゃあ、わかったわね。もしあなたが下着一枚でも身に付けていたら、私そのまま帰ります。もう二度とお会いしませんわ」

 口早にそう告げると、次の瞬間には、もう電話は切れていた。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 時間はなかった。
 小百合の無体な要求を嘆く暇も、どうすればいいのか悩む暇も。

 電話が切れてから五分後、正確にインターフォンのブザーが鳴った。
 その時には、まだ麻紗美は居間で切れてしまった電話を持ったままおろおろとしているだけであった。

「はい、高木です」
「清川です。入ってもよろしいですか」
「待って。ちょっと待ってください」

 麻紗美はそう返事をすると、インターフォンを切った。
 そして、意を決すると、震える指先でブラウスのボタンを外し始める。
 真昼の自宅の居間で服を脱ぐ。恥ずかしさに目が回りそうだった。
 しかし、小百合を失うことは何としても避けたかった。

 小百合ははったりなど用いない。もし彼女が服を脱がずに出迎えれば、本当に永久に去ってしまうだろう。
 スカートを脱ぎ捨て、ストッキングも、そしてブラジャーも外した。三十六才の誕生日を先日迎えたばかりの熟れた女の肉体が晒された。
 張りのある少し大きめの乳房は、その先端に上を向いたこれも大きめの黒ずんだ乳首を乗せていて、その乳首の色以外、とても二人の子供を育て上げた母親の物とは思えないほど若々しかった。

 また脂の乗った白い肌の腹部はきゅっと引き締まり、ヒップの大きさを引き立てている。その全身が小刻みに震えていた。

 麻紗美は、さすがにそこでためらっていた。
 だが、ほかに方法はない。パンティーを脱ぐ。全裸。
 股間の少し濃いめの茂みも、羞恥の亀裂も、全てがさらけ出された。

 廊下に出た。脚が震えた。
 むっちりと肉の乗った逞しい太股が。頼りないほどに細い足首が。
 脚の震えは酷くなり、思うように歩けないほど。
 全裸で自宅の廊下を歩く、その異常さが、異様に胸を高ぶらせる。

 ようやく玄関にたどり着くと、覗き窓から小百合の姿を確認して、そっとドアを開けた。

「どうぞ」

 ドアの透き間から声をかけると、すぐに身を引いた。
 ドアが力強く開かれると同時に、小百合が入ってきた。
 彼女は素早くドアを閉めると同時に胸と股間を押さえて震えている麻紗美の身体を強く抱きしめてきた。

「ありがとう。ありがとう、麻紗美さん」

 耳元で囁く小百合の声も感動に震えているようだった。
 麻紗美は小百合のコートの胸に顔を埋め、両手でそのスレンダーな身体にしがみついて啜り泣いた。

「ごめんなさいね。無理を言って」

 小百合はそう小声で詫びると、コートのボタンを外していった。
 驚いたことに彼女は下に何も身に付けていなかった。

 玄関前の廊下の上に、二つの白い裸体が絡み合ったまま倒れ込んだ。熱い喘ぎと呻き、淫靡な濡れた肉の音が、しんと静まり返った家の中に満ち渡る。

 麻紗美は、いつ誰が開けるかもわからない玄関のドアの前で、冷たい廊下の床をその肌で感じながらも、いつになく鮮烈な歓びを味わっていた。それは、自分のしている淫らな行為を恥じ入る自制心を遥かに凌駕する、麻薬的な魅力を持つ、妖しい官能の目覚めの時であった。

- つづく -


ペイルブルー 投稿してくださった逢川信吾さまのHPです(残念ながら閉鎖)。
官能小説作家・由紀かほる先生のファンサイトとしても有名です☆


ぱっくりんく 人気ブログランキング オンライン小説ランキング アダルト検索 エロ検 さーち CreatorCollection R18+

戻る


最近の更新 人気ブログランキング

巡 査 長 美 咲 -43
な ご り 雪 -0507
淫 妻・麻 紗 美 -3101
夜 行 / 百 鬼 -0704
狙われた美姉妹 IX -0401
女 武 者 受 難 (11)
落涙 の 白百合 -1603
時を巡る少女 -0902
secret police 海猫 3 -0204
恋 の 奴 隷 -1311
鮮 血 の 日 記 2 -1203
独り暮らしと私 -0509
淫 妻・麻 紗 美 -2402
あんな の 日記 (55)
夜 行 / 百 鬼 -0703

ひとみのお気に入り♪
自動登録リンク集
萌木ケイの官能小説
官能文書わーるど
新・SM小説書庫 2
羞恥の風
愛と官能の美学
快楽機姦研究所
女性の絶頂ブログ
ましゅまろくらぶ
riccia(リシア)
禁断の体験・告白集
ひめ魅、ゴコロ。
女性のための官能小説
レメの官能小説
変態小説
寝取り時々寝取られ
Playing Archives
未知の星
空想地帯
監禁画廊ブログ
CFNMコレクション
SM+虐待&拷問
wombatの官能小説
妄想ココット
18's Summer
獨去書房
哲雄&AKIの不純愛講座
女性の性感 絶頂体験
内緒の恋愛体験を告白
麻縄の匂い
迷宮金魚
HAKASEの第二読み物ブログ
ぺたの横書き
ちょっとエッチな思い出
官能主婦のプチマニア小説
恥ずかしがりたがり。
人妻さとみの秘密の告白
美少女ライトノベル練習場
真面目にワイ談
Mikiko's Room
緊縛 拘束 囚われの女
黒い教室
隠れ家◆性
赤裸々な秘密体験談
誰にも言えない秘密
男と女のエッチな秘密
ヨゾラの羞恥小説
エロネタ本舗
〜 艶 月 〜
ライトHノベルの部屋
真夜中のモノローグ
女の子だってエッチ。
淫鬼の棲む地下室
「おとなの恋愛小説」倶楽部
エロティック小説ABC
SM小説 被虐願望
ただ貴女を愛したくて
美優の独り言
合丼来来のフェチ小説
SM拘束動画
出羽健書蔵庫
ふたなりレズビアンナイト
羊頭狗肉
ロリ少女官能小説
恥と屈辱の交差点
変態愛華の成長記録
オナこもりの小説
[凛 騎 応 変!]
Non-Daily
ロリータ小説ABC
最低のオリ
エッチな秘密の体験日記
人妻の浮気話 艶みるく
人妻の秘密生活告白
人妻官能小説【蕩蕩】
メグミの裏日記
あおいつぼみ 葵蕾
むね☆きゅんファンサイト
おとなの恋草子
黒塚工房
かめべや
おかず小説どうぞ
渋谷子宮 RE:BIRTH
つれづれ官能倉庫
お姫様倶楽部.com
小説H(エッチ)
ねっとりぐちょぐちょ
女王momoの調教部屋
被支配中毒 new
柚希の秘密基地
歌舞伎町のM嬢☆ゆか☆
PASSION!

登録リンク集
人気ブログランキング
pickup CreatorCollection R18+
正しいH小説の薦め
官能小説.com
オンライン小説ランキング
18禁オーナーの社交場
R18-ChaosParadise
エピソードセックス
HONなび
Girls Love Search
コミックルーム
Adult Novels Search
18禁小説ランキング
ぱっくりんく
X-rated search
萌駅
おしっこ我慢NAVI
官能小説アンテナ
夜の交流所
小説談話室
Cyber あまてらす
路地裏の卑猥図書館
MEGURI-NET
おたりんく
Surfers paradise
HIMEGURI-NET

Access Counter


Copyright (C) 2008-2017 ひとみ & イネの十四郎. Allright researved.   無料レンタル