ひとみの内緒話

presented by ひとみ & イネ

鮮 血 の 日 記 2 -1601 2018-08-06 (mon)

作:香月さま

※ 第16話 1月18日 (1) ※

 昨年は、私にとってはいろいろと環境が変わった年でした。
 今年はどんな年になるのかな、と、漠然と考えながら普通の生活を送ってきていたんですけど、昨日になってちょっと大きな事件が起きてしまいました。

 私が領主として統治している−−まぁ、実際には実務は専門の人たちに任せていて、私の仕事は書類にサインをすることぐらいなんですが−−土地の中に、ドヌーブという小さな村があります。
 この街から街道を三日ほど行った所にある村なんですけど、そこに魔女が現れたらしいんです。
 まぁ、魔女が現れること自体はそれほど珍しいことでもないんですけど、今回はその魔女によって村人のほぼ全員が信仰を捨て、魔女になってしまったらしくて……。

 報せを受けた教会の人たちは大慌てで神殿騎士団を派遣し、結局ドヌーブ村の魔女たちを全て殺すか捕らえるかしました。
 もちろん魔女は例外なく火刑に処すと決まってはいますけど、審問を経て魔女であると認めさせた上でなければ処刑を行うわけにはいきません。

 ですから、当然捕らえられた人たちの審問を行うことになるんですけど、この街の教会の設備だけではとても全員の審問を行うことは出来ない、だから、このお屋敷の地下を魔女の審問に使わせて欲しい、という依頼が教会の方から来たんです。

 確かに、男の人たちは戦闘で大体殺されてしまったとはいえ、審問を行わねばならない捕らえられた魔女の数は四十九人。
 その全てを教会で審問にかけるのは大変だとは思います。
 だから場所を提供することは承諾したんですけど、そうしたら次に審問そのものも私たちで行って欲しい、と言われてしまって……。

 別に私は、人を殺すことや拷問にかけることを好きなわけではありません。
 罪を犯した人たちを裁くために必要な場合とか、本人が拷問にかけられることを希望している場合とかだったらかまわないんですけど、無実の人間を拷問にかけるのはやっぱり嫌です。

 公言するわけにはいきませんけど、私は神様を信じていませんし、悪魔や魔女の存在も信じていません。
 だから、『魔女だから』という理由で誰かを拷問にかけるような事は、出来ればしたくないんです。

 でも、だからといって断るわけにもいきません。
 領主の立場としては魔女の烙印を押された人たちを助けるわけにはいかないからです。
 今ではもう、誰かを拷問にかけるのは私の日課になってしまっていますけど、これからしばらくの間は無実の人たちを苦しめ、最後は生きたまま焼き殺さねばならないかと思うと少し気が重くなります。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

「うあああああああ−−−−っ!」
「ひいいいぃぃっ! やめてえぇぇっ! 身体、が、ちぎれるぅっ!」
「キャアッ! ヒッ! ヒイッ! 痛いっ! もう許してぇっ! ヒイイイィッ!」

 ゆっくりと地下の通路を歩くミレニアの耳に、様々な悲鳴が飛び込んでくる。
 滑車を使った吊るし落しにかけられている二十代前半の女性の上げるうめきにも似た悲鳴、ラックで身体を上下に引き伸ばされている四十過ぎの太った女性の絶叫、イバラ鞭によって全身を朱に染めた十代前半の少女の悲痛な叫び……。

 魔女の審問を行うそれぞれの部屋の扉は開け放たれ、様々な悲鳴が響き渡る。
 それぞれの部屋には審問にかけられている魔女以外にも二、三人ほどの魔女たちが審問の順番待ちをさせられているが、どの顔も真っ青に青ざめ、恐怖にこわばっていた。
 目の前で誰かが拷問されているのを見せられ、次はお前の番だぞ、と、そう脅されるだけでも十分な恐怖をもたらすというのに、他の部屋からも苦痛の叫びが届けられるのだから恐怖は何倍にも膨れ上がる。

「いやはや、噂には聞いていましたが、素晴らしい設備ですな。ありとあらゆる拷問のための道具がここにはそろっている。我が教会の設備など、領主様のお持ちになっているものの足元にも及びますまい」

 追称するような笑みを浮かべ、僧服をまとった痩せた男が前を歩くミレニアの背中に向かってそう言う。
 もっとも、彼の笑みもどこかこわばっており、頬には汗が伝っていた。
 魔女に審問を何度も経験している司祭といえども、常人ならば耳を覆いたくなるような悲鳴が周囲を満たしているこの状況はこたえるらしい。

 彼の言葉には答えず、無言のままミレニアがゆっくりとした足取りで魔女の審問の行われている部屋の前を通り過ぎていく。

- つづく -


拷問部屋 投稿してくださった香月さまのHPです。最近、更新されないけど..
SMじゃなく本物の拷問です。その方面を研究される方は是非(笑


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