ひとみの内緒話

presented by ひとみ & イネ

鮮 血 の 日 記 2 -0704 2017-03-14 (tue)

作:香月さま

※ 第7話 6月7日 (4) ※

「私が直接手にかけたのは、47人。あなたと同じ、あるいはそれ以下の年齢の人たちも、28人殺しています」

「そ、それじゃ、あの噂も本当なのか……? お前が人肉を食べ、人血をワインに混ぜて飲んでいるっていう噂も……!?」
「ワインに混ぜたことは、ないですね。人の肉を焼いて、血をソースに使ったことはありますけれど」

 淡々とした、感情のこもらない単純に事実だけを告げる口調のミレニアの言葉に、バドが表情を青ざめさせる。

「こ、この、悪魔! お前は人間じゃない! 本物の、悪魔だよ!」
「私のことはどうでもいいんです。誰に頼まれて私を殺そうとしたのか、話してもらえますか?」

 バドの罵声を、気にもとめずにミレニアがそう問いかける。ギリッといったん奥歯を噛み締めたバドが、ふんっと小さく鼻を鳴らした。

「おいらを殺しても、無駄だよっ! お前のことを殺そうとする人間は、これからもたくさん現れる。お前のことを嫌いな人間はいくらでもいるけど、お前のことを好きになる人間なんて、いるはずがないんだからっ!」
「クリシーヌ。コウノトリを、用意してください」

 バドの言葉に鞭を振り上げたクリシーヌに視線を向け、ミレニアがそう言う。は? と、小さく声を上げて振りかえるクリシーヌへと、左手で前髪を掻きあげながらミレニアが繰り返した。

「聞こえませんでしたか? コウノトリを、用意してください」
「は、はぁ。分かりました。少しお待ちください」

 釈然としないような表情でクリシーヌが一礼し、部屋から出ていく。
 視線をバドの方に戻すと、ミレニアは唇を僅かに歪めた。

「私のことを好きになるような人は居ない、ですか。以前にもそう言われたことはありますし、自分でもそう思いますけど……」
「な、何だよ……」

 僅かに笑みを浮かべ、そう呟くミレニアのことを怯えたような表情を浮かべてバドが見返す。
 くすくすと、小さく笑いながらミレニアはバドのことを見つめた。

「でも、不思議なものですね。あなたに言われると腹が立ちます。あの人に言われた時は、悲しいのが先に立って、怒りはほとんど感じなかったんですけど」
「う、うわああぁっ」

 ゆっくりと歩み寄ったミレニアが左手でバドの髪を掴み、右の人差し指を伸ばして彼女の左目に突き立てた。悲鳴を上げるバドの目を指でぐりぐりとえぐり、鮮血の筋を彼女の頬に伝わせるミレニア。

 激痛に悲鳴を上げつづけるバドの目から漬れた眼球をえぐり出してしまうと、ミレニアは血と体液とにまみれた自分の指を口元に運んだ。

「あう、あぐうう……」
「一つ、自慢が出来ますよ、あなた。私が、誰かを憎んで殺すのは、あなたが初めてですから」

 苦痛に呻くバドの耳元に唇を寄せてそうミレニアがささやく。
 半面を朱に染めたバドが唇を震わせる中、ふふっと小さく笑ってミレニアが身を離す。

 がちゃりと扉が開き、コウノトリを抱えたクリシーヌが部屋に戻ってきた。笑みを消し、普段と同じ無表情に戻ってミレニアがクリシーヌの方へと向き直る。

「持ってまいりました、御主人様」
「御苦労様。使い方は、知ってましたっけ?」
「はい、一応は」

 目をえぐられて呻いているバドの姿に、僅かに残念そうな表情を浮かべてクリシーヌが頷く。小さく頷き返し、ミレニアは少し下がった。

「では、お願いします」「はい」

 頷いたクリシーヌがコウノトリを持ってバドに歩み寄る。コウノトリは細長い二等辺三角形の底辺を取り除いたような形をしており、頂点の部分と辺の先端、そして辺の中間に丸い穴が作られている器具だ。

 この丸くなった部分がそれぞれ首かせ、手かせ、足かせの役割を果たすわけだが、手かせになる穴は丁度胸の辺り、足かせになる穴は腰の辺りに位置することになる。

「な、なにすんだよっ、やめろってばっ」
「おとなしくしなさいっ」

 もがくバドの首に、まずは三角形の頂点に当たる首かせをはめる。
 ぶらんと身体の前面にコウノトリをぶら下げる格好になった彼女の腹へと、拳を数発叩き込んで抵抗力を奪い、クリシーヌは鎖を外すと手早く横たえたバドの手足をコウノトリに固定した。

- つづく -


拷問部屋 投稿してくださった香月さまのHPです。最近、更新されないけど..
SMじゃなく本物の拷問です。その方面を研究される方は是非(笑

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