┌─────── 
ゲーム
(4)
 ───────┘


と、その時。

「ちょっとお待ちよ。」
それまで黙って見ていたゆかりが声をかけた。

「ひとみ、あんた助けて欲しい?」
「えっ。お、お願い、お願いします。」

思いがけないゆかりの言葉に、驚いて顔を見合す同級生や後輩たち。
しかし何より驚いたのは、ひとみ自身だった。

「じゃぁね、ゲームしようよ。もしゲームにひとみが勝ったら、そのまま許してあげる。どう、ゲームする?」
「はい、是非やらせてください。どんなゲームでもいいですから。」
必死に訴えるひとみ。

「じゃぁ、立ち上がって、壁んとこに来なよ。」

そういって、広いリビングの一方の壁際に歩くゆかり。ひとみは急いで従った。

もう一人の先輩、しおりが同級生や後輩たちを集めて、小さな声で話していた。

「みんな、そんな不満そうな顔しないの。いい? あのまま洗濯ばさみつけたら、ひとみだって堪んなくなって、すぐに取っちゃうわよ。押さえつけるのも大変だしネ。だから、自分で取れないように仕掛けして、それから付けてあげようってワケ。きっと、ひとみがダンス踊るの、見れるわよ、ウフフ・・・」

それを聞いた同級生たち。
「あっ、そうなんだ」
「それは楽しみですねぇ」
と、口々に言いながら、ひとみの周りに集まってきた。

「じゃ、ルールを説明するからね。よく聞いて、ひとみ」
ゆかりが壁を指差す。そこにはハンガーフックが50センチほどの間隔で並んでいた。

その一つ、そして一つ間を置いたもう一つのフックに、タコ糸が結ばれて垂れ下がっていた。
タコ糸の下側、垂れ下がっている方には、直径5センチくらいの輪になっている。

「ほら、よく見て。この輪っかのとこの結び目をね、糸に沿って上下させると・・・」
そう言いながら、タコ糸の端を手に取るゆかり。

「ほらね、結び目を上げると輪が緩まるし、反対に引っ張ると絞まるのよ。要するに、縛り首のロープと同じネ。」

そこで、しおりが横から続けた。

「ひとみのために、私たちが考えてあげたのよ。それでゲームは、ひとみの親指、このロープで縛り首にするの。そして自分で輪を緩めて抜け出せたらひとみの勝ちってワケ。」
「ただし、時間制限はあるわよ。そうね・・・みんな、どのくらいで抜けたら、ひとみの勝ちにする?」

「そんなん、簡単そうですから、1分くらいじゃないですか?」
「ううん、そんなに簡単じゃないのよ。第一、親指の背中側に結び目が来るようにするから・・・そうねぇ、絶対10分はかかると思うな。」

そこで、ゆかりが言った。
「じゃあ、制限時間は10分。ただし、ひとみが負けたら、先ず乳首に洗濯ばさみ、付ける事にするわ。そしてあと10分経ったら・・・もちろん、どうされるか分かるよね、ひとみ。」

ひとみは頷いた。
何としてでも10分以内に、あのタコ糸から抜け出なくては・・・

「じゃ、始めるわよ。ひとみのショータイム!」

ゆかりの言葉を合図に、千恵子と敦子がひとみの両手を万歳の形に上げさせた。
そうして、タコ糸の輪にそれぞれ親指を入れると、結び目をおろして縛り上げた。

「あっ、まだ動いちゃダメ。・・・用意、・・3、2、1・・はい、スタート!」

自分の時計を見ていたゆかりが、声をかける。
ひとみは必死に、タコ糸から抜けようと、身をくねらせ始めた。

タコ糸の間隔は約1m。両手は斜めに万歳している。だから、反対の手を使って糸を緩めることはできない。
親指の背中の結び目を、残された指で緩めようと、ひとみの必死の闘いが始まった。

白のハイソックスしか許されていないその姿は、両手を斜めに挙げたその姿は、何一つ隠すことができない、女の子として最も恥ずかしい姿だった。
しかも両手の親指を縛っているタコ糸を外そうとして、必死に身を捩りくねらせる……まさに羞恥と屈辱のダンスだ。

片方だけでも抜けられれば・・・片方だけでも緩められれば・・・
ひとみは右手に神経を集中させ、何とかもう少しで成功しそうになった。

と、その時。
そっとひとみに近づいてきた千恵子が、ひとみの右の乳首をピンと弾いた。

「キャッ!!」

身体をビクンと震わせ、反射的に手を下ろそうとしたひとみ。
当然タコ糸は引っ張られて、もう少しで緩みかけていた輪が、再び強く絞まってしまう。

「ああ〜っ、そ、そ、そんなの・・・」
ひとみは泣きそうになっていた。

「あら、このゲーム、私たちは何をしてもいいんですよ。だからこうして応援してあげてるのに。」
「そうよ、ひとみ先輩。もっとして欲しいですか?」
笑いながら近づく敦子。

「お願い。お願いです・・・もう許して」
「じゃ、今はしないわ。続き、頑張ってくださいね。先輩」

そして・・・非情なゆかりの声。

「は〜い、タイムアウト! それじゃ最初の罰ゲームね。千恵子、敦子、つけて上げな。」

二人の後輩が、それぞれ洗濯ばさみを持って近寄る。目には楽しそうな笑いを浮かべている。

「あっ、あっ、あぁぁ〜っ!!」

ひとみを襲う、あまりにもひどい激痛。思わず胸を庇おうと、どうしても両手を下ろそうとする。
そのたびに、ますます締め上げられるひとみの親指。

「どうしたの、早くしないと、また10分経つわよ。」
「そうですよ、頑張ってくださいね。先輩。」

なんとか結び目を緩めようと、再びひとみの闘いが始まった。
しかし、それまでよりずっと困難になっている。

ひとみが身体を動かすたびに、乳首を噛んでいる洗濯ばさみが揺れて、それが新たな激痛を生む。
それに少しでも気を取られると、少しでも手を下ろそうとすると、親指の結び目はますます固くなるのだ。

それを見ながら、後輩たちが笑っている。
「ほんとですね、まるでダンス踊っているみたい。」
「やっぱり10分じゃだめでなんですね。それじゃ、最後も楽しみです。」

そして、ついに最後の時が来た。
今度はゆかりがひとみの前に立つ。

「は〜い、制限時間です・・・」
「それじゃ、最後の罰ゲームよ。これは時間制限ナシ。ゆっくり楽しんでいいからね。」

そう言いながら、洗濯ばさみを開いて、最後の突起を挟んだ。
ひとみの身体は一瞬硬直し、そしてブルブルと痙攣を始めた。

親指が抜けられなくなることなど、もはや考えられなかった。勝手に身体が動くのだ。
内股になり、片足を上げて、なんとか股間を襲う激痛から逃れようとするひとみ。
腰をくの字に折り、前屈みになろうとするが、意地悪なタコ糸がそれを拒む。

と、今度は反対に背を伸ばし、腰を突き出したままバタバタと両足を動かす。
そのたびに3つの洗濯ばさみが揺れ、ひとみの汗と涙と悲鳴とを搾り取るのだった……。

- 了 -


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