┌─────── 
長い夜
(7)
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仮眠室は薄暗く、でもよく見ると、中には結構人がいます。
お風呂は入らないけど、泊まる人が多かったんです!

仮眠室には20台位リクライニングチェアーがあり、テレビが各々に付いています。
テレビを見ている人、寝ている人さまざまです。

薄暗いので、どれが先輩かわかりません!
ワタシは他の人に気付かれないように、そっと後ろから先輩の姿を探しました。

ようやく一人後ろ姿で先輩を見つけたんですが、なんと前から二列目にいるのです。
つまり、他の人たちの脇を通って前に行かなければなりません。。

これじゃ見られちゃう!!
ワタシはこの場から逃げ出したくなりました。

だけど、逃げようにも逃げられません。
意を決して一番脇を小走りで走り、やっとの思いで先輩のところに行きました。

そうしたら先輩、「あんた、よくそんな恥ずかしい格好で、こんなところまで来られるわね。露出狂なんじゃない?」ですって。
もう泣きそうな思いです。

ワタシは、早くスカートを貸してくれるように頼みました。
先輩はとぼけて「なんのこと〜?」って。
ひどい。。

「とりあえず、座りなさい」と言われて、隣のチェアーに座りました。

しばらくすると、お風呂場にいた人も仮眠室にやってきて、ワタシの二つ隣に座りました。
たぶんその席からは、ワタシが何も履いていないのはチェアーの肘掛が高いので、わからなかったとは思います。

先輩はそのまま帰ればと、いじめてくる始末。
ワタシが先輩の袖をひっぱって「スカートお願いします」というと、「しょうがないわね」と言ってスカートを出してくれました。

ワタシがそれを受け取ろうとすると、先輩はさっと手を引いて、
「このままじゃ、貸せないわ〜」とニヤニヤしながら言ってきました。

「これは私のスカートでしょ。だから何をしてもいいはずよね?」
そう言いながら、亜紀先輩、カバンから大きな鋏を取り出したのです。

ワタシは先輩がこれからやろうとしている事を察して、「それだけはやめて。許して下さい。。」ってお願いしました。
そうしたら、先輩はとんでもない事を。。

「何言っているの? スカート貸せとか、人のスカートなのにいじるなとか、何様のつもりなの?
 スカート貸すのやめたわ。その恥ずかしい格好で帰ったら!」
とそんなことを言いだすのです。

スカートがないと帰れません。
もう、ひたすら謝るしかありませんでした。

すると先輩は、おもむろにスカートを波型に切りはじめました。
ワタシはもう黙って見ているしかありません。

「これじゃ、まだ長い? 適当にギザギザ切ったから、もしかしたら丸見えになっちゃうかもね〜♪」
と嬉しそうに言いながら、ようやっとワタシにスカートを渡してくれたのです。

- つづく -


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