┌─────── 
長い夜
(3)
 ───────┘


それから一時間後。。
ワタシは脚をぴたっと閉じて太股をもじもじさせながら、高まる尿意と必死に戦っていました。

ワタシは我慢を悟られないように平静を装って話をしていると、前の席に座っている先輩、テーブルの下で足を伸ばしてワタシの下腹部をぎゅーっと押したんです!!
ワタシは思わずあそこに手を当てて、決壊を防ぎました。

しかし、それを見た英恵さんが察したようなんです。

「ひとみ、おトイレ行きたいの?
 あ、まさか先輩がやった悪戯って、このこと?」

先輩はニヤニヤしながらうなずきました。
そしてみんなに、ワタシがぼーっとしている間にチェーンベルトしたって説明し、南京錠も披露されてしまいました。

ワタシはみんなにこんな事をされている状態を知られただけでも、恥ずかしくて大変でした。
まぁ、そこは先輩が「悪戯でさ」とぼかしてくれた優しさはありますが。。(そんなの優しさじゃない!)

「ひとみ、そろそろ限界? それじゃ、そろそろおトイレ行ってもいいわよ。」と先輩。

みんなは酔いもあるせいか「えー、まだ我慢できるはずだよ。後一杯飲んだらね」と言って、ワタシにカルピスサワーの大ジョッキを頼みました。

その間も、ワタシは膝をぴったり閉じてもじもじ我慢していました。
そうしたら「何だか、そういう姿って可愛いよね」とまいさんまで。。

大ジョッキのお酒を必死に飲みほすワタシ。でも、もうお腹はたぽたぽ。。
これ以上は飲めません。

「お願い! もう漏れちゃう! おトイレ行ってもいい?」

ワタシが必死になって先輩に聞くと、ダメと言う二人をよそに、意外にもにも「いいわよ」の返事。

ワタシは急いで、おトイレに向かおうと立ち上がりました。

その時、先輩が「ちゃんと鍵待ってきた?」と質問するので、「うん!」と答えてトイレに駆け込みました。
その時の先輩の顔は何かを企んでいるような表情でしたが、ワタシには気に掛けている余裕などありません。

女性用トイレは、例によって満室。さらに5分くらい、必死の我慢が続いたのです。
そしてやっと空いた個室に入り、財布に入れておいた小さい鍵を出して、南京錠の鍵穴に差し込み、鍵をひねろうとしました。

やっとこの苦しみから逃れられる!!
その時はとっても幸せな気分になりました。
一刻も早くこの感覚から解放されたい。

・・・
・・・

しかし、鍵は回ってくれません。
え!
何で!?
早くしないと。。

ワタシはトイレを出ると、内股でやっとのこと先輩の横にたどり着きました。

「先輩、鍵があかないの!」

ワタシがそういうと、そこにいた二人は事情を説明されたのか、フフって笑っていました。

先輩は、「そりゃそうでしょ。だって、それはその鍵じゃないもの」
それを聞いた瞬間は、一気に地獄に落とされたような絶望感でした。

- つづく -


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