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な ご り 雪
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2018-07-07 (sat)

投稿:眠猫(む〜にゃん)様

※ 第8章 (7) ※

「ひとみ・・・俺は・・・普通のセックスができないんだ・・・」

 びくりとひとみが身体を震わせた。 
 章子の事でまた、責められているのかと思ったようだ。
 傷ついた顔をしている。

「違うよ、ひとみ。責めているんじゃないんだ」

 幸人は寂しそうな顔でひとみに笑いかけた。
 ひとみには正直に全てを言った方がいい。

「俺は変態なんだ・・・女を苛めたり縛ったり・・・無理に犯したりしないと感じられない・・・だけど、もうお前に酷い事はしたくない」

 胸にひとみの頭を押し付けた。
 ひとみの顔を見るのが辛い。
 変態だと罵られてしまったら、辛すぎる。
 ひとみを愛しく思っていても、どうしても抱けないのだ。

「俺がこんな風じゃ・・・嫌いになるか?」

 返事を聞くのが怖い。
 嫌われて、ひとみが離れていく事が恐ろしい。

「おじ様・・・」

 ひとみが身体を離した。目を伏せて考えている。
 ひとみの言葉を待つ時間がとてつもなく長く感じられる。

「おじ様・・・私・・・」

 ひとみが両手を突き出した。揃えた手が震えている。

「縛って・・・苛めて下さい・・・」

 そう言いながらひとみは震えている。幸人はひとみを抱きしめた。

「駄目だ。もう、お前に酷い事はしたくないんだ。俺は・・・」

 苛めてくれと言いながらもひとみは震えている。
 今までの惨い仕打ちを思えば怖くて当たり前だろう。

「ううん、おじ様。いいの。いいの」

 ひとみが幸人の胸にしがみつく。幸人は強く抱きしめた。

「おじ様に抱かれたい。おじ様が望むんだったらどんな事をされても平気よ。好きなの・・・だから・・・」

 ひとみの顔を覗きこんだ。
 涙を浮かべながら幸人をじっとみつめている。

「いいのか・・・?」

 震える声で幸人が言う。
 ひとみにそんな事をさせてもいいのだろうかと不安になる。
 元々ノーマルなはずだ。辛いと思う。

「おじ様が好き。おじ様が私を気遣ってくれて嬉しい。だから・・・苛めて。縛って欲しい・・・おじ様が望むように私を・・・抱いて・・・」

 自分の性癖に合わせようとしてくれている。
 そうしなくてはひとみを抱けないのは事実だ。
 幸人だって喉から手が出るほど、ひとみを抱きたい。

「本当にいいんだな?」

 こっくりとひとみが頷く。

「わかった。だったら、どうしても辛かったり苦しかったりしたら、ストップって言うんだ。それ以外の言葉は止めてと言っても嫌だと叫んでも、絶対に止めないぞ。いいな?」

 ひとみは恥ずかしそうに微笑んで頷いた。

「はい、おじ様・・・苛めて下さい。ひとみを思いきり苛めて・・・」

 震えながらそう言うひとみを幸人は見つめた。
 ナイトテーブルからロープを取り出した。
 後ろに回って両手を後ろでしっかりと縛った。

 痛くないようには気を使ったが、絶対にほどけないようにした。
 そうしておいて、壁際にひとみを押し付けた。
 背中を壁に当てて座らせ、足を大きく開いた。

「苛めて欲しいんだな? 俺の言う事を聞くんだな?」
「はい・・・お願いします・・・」

 微かに震えるその姿が幸人の欲望をそそる。

- つづく -


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