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恋 の 奴 隷
- 1512 -
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2018-07-10 (tue)

投稿:眠猫(む〜にゃん)様

※ 第15章 (12) ※

「ひぃぃぃっ!」

 哀れな悲鳴が響き渡った。
 拘束されているのに、杏樹は必死で身を捩っている。
 仁は歯を食いしばった。声を出したら気付かれてしまう。

「ひんひゃぁぁぁんっ!」

 紐で轡を噛まされた唇から仁の名を呼ぶ。
 肉棒が一層、硬くなった。

「ひぃぃっ! いひゃぁぁぁっ!」

 − グッ、グッ、グィッ −
 ねじ込みながら、ゆっくりと腰を落とす。
 蜜壷の中は相変わらず、素晴らしい感触だった。

 − キシッ、ミシッ −
 激しい突き上げに板張りの床が軋む。
 仁はあっという間に夢中になった。

「はっ・・・はっ、はっ・・・」

 杏樹の尻を掴んで、軽く持ち上げ、捻り、突き、そして引く。

「うぁ・・・くぅ・・・あぅぅ・・・」

 諦めたように杏樹はじっとしていた。溢れる涙を布が吸い取っていく。
 いきそうだ。だが、仁は奥歯を食いしばり耐えた。
 微かに血の味がするまで歯を噛み締める。
 こんな快感を終らせるのは勿体無い。

 − ミシッ、ミシッ −
 女達は夢中で二人を見つめていた。羨ましい。
 あんな風に太く逞しい剣を自分の鞘に収めたい。

「すごいわ・・・」「羨ましい・・・」
 声を出してはいけない事を忘れ、女達は囁いた。

「うっ・・・くぅっ、はっ・・・」

 仁も声を漏らしていた。
 だが、絶望に沈んでいる杏樹は気付いていなかった。
 他の男が自分を貫いている・・・その苦しみに発狂しそうだった。

「うおおおっつ、おおおっ!」

 ついに終わりが訪れた。激しい咆哮を上げ、仁が背をそらした。
 白い尻を掴んでいた指に力が篭る。

 − ドヒュッ、ドヒッ −
 欲望の証が熱い蜜に溶け込んでいく。
 子宮の奥深く目掛けて、白濁したエネルギーが飛び込んでいく。

「ふう・・・」

 暫く、仁は動けなかった。
 杏樹の上にぐったりと倒れこんでいた。
 ようやく、杏樹を押しつぶしてしまうと気がつき、身体を起こした。
 もう拘束を解かねば・・・まず、猿轡になっていた紐を外した。

「仁さ・・・うぅ・・・許し・・・仁・・・さ・・・」

 杏樹の声が聞こえた。生気がなく、うつろに呟いている。

「ん〜、エンジェル。素晴らしかったよ」

 仁は身体を繋げたまま、顔を覆っていた布を取り去った。

「ほら、しっかりおし。俺だよ」

 微笑みながら杏樹の顔を覗き込む。
 うつろな目の焦点が少しずつ合ってきた。

「じ・・・んさ・・・」
 驚いたように杏樹の目が見開かれる。

「そうだよ、愛しいエンジェル。このシュチュレーションはかなり良かったと思わないか? 最高だったよ。お前はやっぱり素晴らしいよ」

 もう一度、軽く腰を押し付けてから、身体を引く。
 足の紐を外し、抱き寄せて、手も解放した。

 − パシーンッ −
 大きな音が響いた。女達が息を呑む。

「エ、エンジェル?」

 仁が大きく目を見開き、頬を押さえた。
 冷静沈着な仁が呆然としていた。

「どう・・・した?」

 信じられない。杏樹が仁の頬を打ったのだ。
 勿論、平手だし、女の力で打たれたくらいでは大した事はない。
 だが、仁は驚いていた。杏樹が自分を殴った?

- つづく -


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